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シーズ・ブログ

2019.01.16

InternationalCES2019 4日目レポート!

さぁ、2019年のCES現地レポートも佳境に入ってきました。
今日はTech East会場のご紹介です!

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CES3日目、今日もラスベガスはいい天気です。
いよいよ我々の視察は最終日となりました。(CES自体は1/11まで開催されています)

本日はこれまで回っていたTech East会場で、
これまでに見逃していたであろうブースを拾い上げていく形で回っていきます。

■Tech East会場
●Central Plaza
・Google
やはり人気ですね。朝の開場直後でもあっというまに行列です。
というわけで時間もないので、ここはパスします。
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●Westgate Las Vegas
・Karamba Security
ECUに組み込むセキュリティソフトのデモが展示されていました。
ECUがハッキングを受けた際の自動車の挙動がラジコンカーを使って再現されており、
ハッキング受けているかどうかも遠隔でチェックできるそうです。
なお、アルパインにも技術提供しているとのことでした。

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※ECU:自動車に搭載される様々なシステムを制御している装置。
     ここで特に運転中に異常が発生すると、致命的な問題になりかねません。

・T-Mobile Tech Experience Truck
北米やヨーロッパでモバイル通信サービスを提供している会社。
ここでは、主に5Gのメリットを体験できるような展示やデモが行われていました。

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上の写真は、リアルタイムの映像がモバイル通信を介して身に付けたVRゴーグルに表示されている状態で、目の前で光っているボタンを押すというゲームを行っている様子。
通信が3Gや4Gの状態では、タイムラグが発生してタイミングよくボタンが押せませんが、5Gになるとほぼリアルタイムの映像が目の前に表示されて、問題なくボタンが押せたそうです。
(私が体験した時はデモがうまく動作せず、せっかくの5Gになった瞬間に目の前が真っ暗になって、ただ慌てふためいて終わるという結果に終わりました・・・。)

・トヨタ紡織
自動運転レベル4を想定した車室空間モデルということで、シートで生体情報を感知し、
カメラと組み合わせて乗っている人の喜怒哀楽を推定して、状況に応じて香りで五感を刺激する
というデモが行われていました。

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●North Hall
このホールは1日目にほとんど見てしまっていたので、この日はスルーしました。
どんどん南下していきます。

●Central Hall
このホールも同じくこの日はスルーしましたが、前日までのレポートにもある通り、
家電メーカー等の大きめなブースが多いホールでした。
ダイジェスト的にこの日までに見た写真を以下に挙げていきます。

・SONY
このCESで初披露の8Kテレビや4Kテレビが展示されていました。
その他に「360 Reality Audio」という全方位からの音に包まれるデモを行っていました。
(残念ながら、行列のために体験することは叶わず。)

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・SAMSUNG
こちらでも8Kテレビや車載が展示していましたが、その他に「Samsung Bot」というロボットが展示されていました。
健康や空気を管理をするロボット、小売り向けにウェアラブル向けという4種類があるようです。

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・LG
LGは巻き取り式の有機ELテレビを展示していました。
(静止画の写真では分かりにくいですが、ディスプレイがせり上がったり引っ込んだりしていました。)
また、ブースの入り口で大自然の滝を曲がったOLEDに移した展示も行っていて、すごく目立っていました。

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●Central Hall~South Hall
・YAMAHA
自動運転車「Public Personal Mobility」(PPM)の試乗体験をしました。
事前に登録した顔を認識して、AI車掌が出発を判断します。

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(前日のレポートに顔認識中の写真が載っていましたが、)何故かSさんのニックネームが
何度入力し直してもうまく登録されなかったのは謎。

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この自動運転車は、搭乗する人をAI車掌が顔認証し、その人たちが特定のジェスチャーをすることで
走行開始(サムズアップ)、走行停止(手をかざす)することができます。

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●South Hall
このホールではAR/VRやIoT、AIの展示が主でした。
ブースの数が多いので駆け足で回りましたが、じっくり見てしまうとここだけで1日使ってしまうかも知れません。

・Dof Robotik San A.S.
VRを使ったシミュレーションライド
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・Segway Inc.
乗ることができるロボット「Loomo」と新たに今年は配達ロボット「Loomo Delivery」を展示。
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・その他
とにかく、AI=ロボットといった感じで多種多様なロボットの展示が多かったです。
あとは目新しい変化は無いように見えましたがドローンの実物やドローンの操作シミュレータ等も展示されていました。
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●Platium Lot
Self-Driving Technologyのゾーンとあったため訪れてみましたが、招待客のみのところがほどんどで不発。
唯一IBMのブースは入れるようでしたが、かなり人が並んでいたため断念。
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■Tech West会場
●Sands Expo
少し足をのばしてこちらの会場にも来てみましたが、とにかく数が多いのと視察も終盤だったため、
特に興味を引くブースを見つけることはできませんでした。

大まかには以下のようなブースで構成されていました。

・2F:スマートホーム、フィットネスなど、Tech Eastに入らなかったブース。(小さめな出展が多い)
・1F:Eureka Parkというスタートアップ企業が終結したブース。

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最後に、1日目に訪問していたALPS/ALPINEのブースを紹介して締めたいと思います。

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ナビやオーディオの展示もありましたが、今回は主に「Touch Input Module」と
「RF Positioning Module」が展示されていました。

22.jpgアルプス電気の持つ静電容量技術、フォースフィードバック技術と、アルパインのディスプレイ操作技術(GUI)を組み合わせ、指先にスイッチを押したような操作感触を再現できるというもの。

23.jpg高周波の無線を使って車とドライバー間の距離を測定することができるモジュール。
アルパインで行われたドローンの室内測位テストの模様がビデオ上映されていました。

なお、前者は実物が一般公開セクションに展示されていましたが、後者については実物見られず、パネルとビデオ映像での説明のみでした。
(非公開セクションに展示されていたそうですが、残念ながら我々は入ることはできず。)

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かなり駆け足になりましたが、以上で今年のCES視察が終了しました。

数年前から、CESは「Consumer Electronics Show」とは紹介されなくなっている通り、現在のCESは、家電の見本市ではなく、自動運転やそれに関する技術、スマートシティやAI/IoTといった「多様な技術の展示イベント」というのが正しいものになっていると感じました。

このトレンドはまだしばらく続くものと思われますが、この流れに置いていかれないよう、継続してアンテナを張りつつ、情報収集や学習に取り組んでいきたいと思います。

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最後に、お楽しみの本日のディナーですが、
この日ラスベガスにやって来られたCsLabの顧問の方々と楽しく会食でした。

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美味しいステーキをがっつり食べて、帰国のためのエネルギーを再チャージ。
明日は最終日。気を付けて帰ります!!

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次回はいよいよ帰国編になります。最後までお楽しみに!