メッセージ/経営方針
Greeting
社長あいさつ
シーズ・ラボは1991年 北海道・札幌で産声を上げ、皆様のおかげで2021年に創業30年を迎える事が出来ました。
その間、世の中のソフトウェア技術は常に進歩を遂げてきました。
シーズ・ラボは創業以来一貫して「位置情報技術」を得意分野とし、磨きをかけ続け、今では業界トップクラスの技術力としてお客様からも高い評価を頂いております。
世界の「移動=Mobility」環境は、CASE(車のコネクテッド化/自動運転/シェアリング/電動化)や「安心/安全」への潮流など大きな変化を遂げつつあります。
シーズ・ラボではAI,Cloud,IoTなどの「先端ソフトウェア技術」と「位置情報技術」の組合せにより、新たなモビリティ社会におけるミライを創造するソフトウェア開発に取り組んでいます。
2019年より、電子部品・車載情報機器事業の大手企業、アルプスアルパイン株式会社の完全子会社となりました。ビジネス環境の変化に対応すべく意思決定のスピードを加速しながら、経営の安定性/安全性を向上させるとともに、同社との共同開発・受託開発の活動をより多様化・深耕化しています。
日々、トライアンドエラーを繰り返し、新たなイノベーションに真摯に向き合いミライを創造できるのは、新しいことへのチャレンジができる環境や安心して働ける雰囲気、ハイパフォーマンスを生み出すチームが必要だと考えています。
【人】こそがシーズ・ラボの資産と考えています。だからこそ、職場環境改善には全力で取り組んでいます。例えば、昨今の労働環境のダイバーシティへの対応として、【テレワーク勤務】【フレックスタイム制】の導入、社員の生の声を聞き取り環境改善へ繋げるなど、「働きやすい+やりがい=働きがいのある会社」を実現するために日々取り組んでいます。
会社の成長、市場価値の向上、より一層の社会貢献、地域貢献など、すべてのステップアップの根底には【人】の支えが必須です。会社とは、社長が作るものでも、役員が作るものでもありません。シーズ・ラボを必要としてくださるお客様をはじめ、社員ひとりひとりの意識と多くの関係している方々によって、作り上げられるものです。
シーズ・ラボの「C」は「Creative(創造)」「Courageous(勇気)」「Challenging(挑戦)」。
勇気を持って挑戦し新しいことを創造していける、熱いココロザシを持つ仲間を待っています。
私たちシーズ・ラボと一緒に、世界という大きなフィールドでミライへ技術の種(シーズ)を撒きましょう!
経営方針
企業理念
- 地域に貢献するソフトウェア開発技術者集団を目指します。
- 全国に、そして、世界に役立つ得意技術を持ったスペシャリスト集団を目指します。
- 21世紀の国際社会にふさわしい、心豊かな人間集団を目指します。
品質方針
当社は、新たなモビリティー社会に向けて、先端ソフトウェア技術と「位置情報技術」で、「自由に移動できる喜びと楽しみ」に貢献するソフトウェアを提供してまいります。
当社は、それにふさわしい品質のソフトウェアを開発し、またお客様にご満足いただくために、以下の方針で品質向上を目指します。
- 顧客ニーズを的確に理解し、最適なソリューションを提案します
- 未来ニーズを見据えた知見・技術の獲得に挑戦し続けます
- 組織的なプロセス改善に取り組み品質の底上げにより顧客の信頼向上に努めます
情報セキュリティ方針
総則
当社は、ソフトウェアの受託開発における顧客の機密情報と知的財産および当社の機密情報の保護を重要と考え、業務における情報セキュリティリスクを適切に管理することで、顧客の信頼と事業の継続性を確保します。
適用範囲
本方針は、当社のすべての従業員、業務委託先、契約社員を対象に、情報資産を取り扱う業務プロセス全般に適用します。
基本方針
当社は、代表取締役を責任者とした情報セキュリティ委員会を設置し、次の基本方針に基づいた情報セキュリティ目標を設定します。
- 機密性の確保
顧客情報、設計資料、開発中のソースコード、仕様書、および個人情報などの機密情報を保護します。これらの情報へのアクセスは、業務上必要な者に限定した権限管理を行います。 - 完全性の確保
開発プロセスにおいて、情報やソフトウェア資産が不正に改ざんされないよう、開発環境の管理を含む適切なセキュリティ対策を講じます。また、他の情報資産においても、適切な完全性を維持します。 - 可用性の確保
業務継続性を確保するため、ネットワークや開発インフラの可用性を高め、業務の中断を最小限に抑える体制を構築します。 - 法令および契約の遵守
情報セキュリティに関連する法令、規制、および顧客との契約条件を遵守します。 - 従業員教育
全従業員に対して定期的な情報セキュリティ教育を実施し、セキュリティ意識を高めます。 - リスク管理
情報セキュリティに関するリスクを特定・評価し、適切なコントロールを導入することで、セキュリティインシデントの発生を未然に防ぎます。 - インシデント対応
情報漏洩や不正アクセスなどのセキュリティインシデントが発生した場合には、速やかに対応し、被害の最小化を図ります。また、再発防止のための措置を講じます。
開発プロセスにおける具体的対策
- 顧客と合意した情報セキュリティ基準の遵守
- 開発環境と本番環境の完全分離、及び外部からの不正アクセス防止
- バージョン管理システムを利用したソースコードや設計書の変更履歴の保護と管理
- OSS(オープンソースソフトウェア)利用時のライセンス遵守
- 顧客が指定するセキュリティ基準に基づいた、当社ソフトウェアの脆弱性評価の実施
責任と見直し
本方針は、トップマネジメントが責任を持って確立し、全従業員および関係者に周知徹底し、さらに少なくとも年1回、または重大な変更が発生した場合に見直しを行います。
コミットメント
当社は、情報セキュリティの維持および継続的な改善を行うことで、顧客の満足と信頼を確保し、企業としての社会的責任を果たしていきます。
2025年4月
株式会社シーズ・ラボ
代表取締役社長 市川 茂